- CBDの選び方が分からない
- CBDを選ぶ基準が知りたい
近頃、巷で噂のCBD。
商品を調べていると、なんだか専門用語や横文字が多くてウンザリしませんか？
その気持ち、よ〜くわかります。
でも、知らなきゃいけないことって案外少ないんです。
だから、なんとなく選ぶんじゃなくて、きちんと納得した上で選んで欲しい。
今回はその専門用語の要点と、CBDを買う前にチェックすべき項目について解説します。
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はじめに：CBDの分類
まず初めに、CBDは製造方法によって以下の3つに分類されます。
商品を選ぶ際に必要となる知識ですので、まずはここを押さえておきましょう。
・アイソレート
・ブロードスペクトラム
・フルスペクトラム
合わせて知りたい【CBD用語集一覧】
・アントラージュ効果
CBDと同時にテルペンなどの植物成分を一緒に摂取することにより、それぞれの成分が相互作用して相乗効果を生むことを意味する。一種類だけのカンナビノイドを摂取するより、互いに効果を高め合うため効果が得られやすい。
・カンナビノイド
大麻に含まれる化学物質の総称で、100種類以上存在する。CBD(カンナビジオール)もそのうちの1種。
・テルペン
天然の香り成分の総称。レモンやラベンダーの香りなどもテルペンの一種。CBDとともに高い相乗効果を示す。CBDそのものには香りがないため、アイソレートCBDではこの相乗効果を得られない。
・CBD
カンナビジオールの略。植物性カンナビノイドの一つ。向精神作用はなく、合法であるためオイル・グミなどの商品として購入できる。
・THC
テトラ・ヒドラ・カンナビノールの略。植物性カンナビノイドの一つ。向精神作用（ハイ）になる作用を持つ。日本では0.1mgでも含有されると違法となり、厳しく取り締まられている。
余裕があればチェックしてみてください！
アイソレート（＝隔離・分離）
大麻に存在する複数のカンナビノイドの中から、CBDだけを抽出する製法です。
CBDそのものの効果は感じられますが、相乗効果※は期待できません。
ブロードスペクトラム（＝広範囲・広分野）
CBDはもちろんですが、CBD以外のカンナビノイド成分をはじめとして、CBDと相乗効果※を示す成分が含まれています。
我が国では違法となるTHCは、製造過程で完全に除去された状態で販売されます。
つまり、多数のカンナビノイドの中からTHCだけを取り除いた製法ともいえます。
フルスペクトラム（＝全範囲・全領域）
大麻に含まれるすべての植物化学物質が含まれていることを意味します。
カンナビノイドの他にテルペンやミネラルなども。
一言で言うと、CBD以外のカンナビノイド全般、つまりTHCも含まれます。
日本においてはTHCが0.1mgでも検出されると違法とされているため、国内では購入できません。
①CBDの含有量がわかる
同じCBDオイル、グミなどをとっても、メーカーによって含有量が異なります。
例えば、オイルであれば〇〇ml中に100mg、500mg、1000mgなど。
グミであれば一粒10mg〜30mgなどと記載されています。
一般的に含有量が高い方が効果を感じやすいと言われていますが、一方で価格は高くなる傾向にあります。
高容量でも人体に影響がないと言われる安全なCBDですが、初めて購入する際には含有量が少なめのものからチャレンジするのが無難と言えます。
徐々に体内に取り込む量を増やし、効果が得られる量を確かめるのが良いでしょう。
②THCフリーの記載がある
そもそもTHCが配合されている商品は、厚生労働省のチェックで弾かれているので私たちが簡単に入手することはできません。
THCが含まれていない事実を示す証明書が発行されているかどうかをチェックしましょう。
ちなみに、検査用紙に『THC ND』と記載があれば含まれていないことを示します。
NDとは、Not detectedの略であり、不検出という意味です。
製造・販売業者にはこの検査が義務付けられているため、商品ページに明記されているはずです。
③抽出方法の記載がある
原料である大麻からカンナビノイドを選択的に抽出する方法として、以下の方法があります。
・オイル抽出法
・アルコール抽出法
・超臨界二酸化炭素抽出法 (CO2抽出)
オイル抽出法
オリーブオイル、MCTオイルなどを使用してCBDを抽出する方法です。
安価かつ安全なメリットがある反面、酸化しやすいため保管が難しいなどのデメリットがあります。
アルコール抽出法
アルコールに漬け込んでCBDを抽出する方法です。
こちらもオイルと同じく安価で大量に抽出できるため、従来はこの方法が用いられてきました。
しかし、抽出後のCBDに微量のエタノールが残留してしまう、一部のカンナビノイド成分が抽出の過程で失われるなどのデメリットがあるため、次項の超臨界二酸化炭素抽出法が一般的な方法として浸透してきています。
超臨界二酸化炭素抽出法（CO2抽出）
気体と液体の両方の性質を持った二酸化炭素のことを超臨界二酸化炭素と呼びます。
これを使用してCBDを抽出する方法です。
従来の溶媒を使う方法と比べると、不純物の混入が少ない・カンナビノイド成分を失わないなどのメリットがあります。
したがって、CBDの抽出方法の中で最も質の高いCBDが抽出できます。
一方、手間やコストがかかるため、商品の価格が高くなる傾向にあります。
上記の方法だけでなく、独自の抽出方法を謳っている会社も。
商品ページにはもっと詳しい情報が記載されているので要チェックです！
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④第三者機関による検査が行われている
CBDの原料は、基本的に諸外国から輸入します。
その後、国内もしくは国外でCBDを製造・販売するのですが、もっとも注意すべきはTHCの検出です。
成分分析検査は第三者機関に依頼している、かつ証明書が閲覧できるところを選びましょう。
国内販売業者から販売されたCBDにTHC不検出と記載があったにも関わらず、第三者機関が検査をした際にTHCが検出されたケースが報告されています。
日本化粧品協会のHPでは、事件調査結果と題して上記のような事例を掲載していますのでチェックしてみてください。
日本化粧品協会ホームページ
私は日本化粧品協会HPの事件調査結果をチェックして、過去に検挙されていない販売元かどうかも確認しました。
厚生労働省のHPにもTHCが検出されたケースが掲載されています。
おまけ：口コミを見る
CBDの購入ルートは基本的にネットショッピングです。
実際の使用感、フレーバー、効果が分かるまでの時間などリアルな口コミを見てみましょう。
効果の感じ方や使用量については個人差が大きいため、あまり参考にならない可能性があります。
国内で販売されているCBD商品は、あまり悪い口コミは書かれていない印象です（筆者調べ）。
それでも購入に迷ったり、商品を比較したりする際は口コミを参考にしてみましょう。
ちなみに筆者もレビューしているのでチェックしてみてください！