【まとめ】自分にピッタリの月経カップを選びましょう。重要なチェック項目まとめ

この記事はこんな人におすすめ!
  • 月経カップの選び方がわからない
  • 比較すべき項目が知りたい
  • 自分に合う月経カップを手に入れたい

月経カップを選ぶとき、「どんな商品選んだらいいんだろう?」と疑問に思いますよね。

周りの人に月経カップの良さを伝えられても、あくまで人の意見。それぞれの生理のカタチがあるのです。

そこで今回は、客観的にどんな項目をチェックして購入すれば良いかを解説してみました。

ぜひ、購入の参考にしてください!

幸せな女性
目次

サイズ:重要度★★★

月経カップのサイズを選ぶとき、チェックすべきは以下の2点。

・出産or性交経験の有無
・一日に使用するナプキンorタンポンの数

まずは出産や性交経験の有無から。

月経カップメーカーの公式サイトでも、よく基準にされています。

サイズが大きすぎると、痛みにつながり使い続けられなくなってしまう場合も。

もし月経カップを使うのが初めてなら、小さめのサイズから試すのをお勧めします。

逆に出産経験のある方は、大きめサイズでも抵抗を感じにくいかもしれません。

ちなみに、カップが大きいからといって体が傷つくようなことはありません!
医療用シリコーンはとても滑らかで、タンポンを出し入れするよりも摩擦が少ないですよ。

次に、一日に使用する昼用ナプキンもしくはタンポンの数を元に考えましょう。

ナプキン一枚で吸収できる経血の量は5ml

タンポン一個なら、レギュラーは5〜9mlスーパーは8〜12mlスーパープラスは11〜15mlとなっています。

平均して使用している量から、おおよその経血量を計算してみましょう。

ナプキンと月経カップの容量の目安
ナプキンと月経カップ容量の目安

昼用ナプキンを一日に平均3枚使う人は15ml〜、6枚程度なら30ml程度のカップを選びましょう。

一般的に20ml〜30mlの容量があれば、一日3〜4回のリセットで漏れることなく使用できるイメージです。

私が初めて購入した月経カップの容量は20ml。
3〜4時間ごとの取り出しでモレなく過ごせます。

カップの形:重要度★☆☆

カップの形には大きく分けて以下の2種類。それぞれの特徴を照らし合わせてみましょう。

・V字型
・ベル型

V字型の特徴は、折りたたみやすいこと。

リムが薄めでくびれが浅く作られており、かつ弾力も持ち合わせています。

V字型月経カップ

引用元:Nopra Cup 公式サイト

そのため、折りたたみやすくて、かつカップが中で開きやすいというメリットがあります。

見た目はその名の通り、カップの先に向けてV字のようになっており、比較的ずんぐりとしたデザインとなっています。

初心者の方はV字がオススメです!

ベル型の特徴は、比較的スリムでコンパクトな形状のため、膣の奥にとどまりやすいと言われています。

ベル型月経カップ

引用元:フェアリーカップ 公式サイト

見た目はチューリップのようで、V字型と比べるとほっそりとしたデザインとなっています。

一方リムは厚めで、折りたたみの際には少々取り扱いが難しい傾向にあるようです。

個人的に、カップの形で選ぶのはかなり上級者向け。
まず選ぶならV字が良いと思います。

ステムの形:重要度★★☆

ステムの形は、大きく分けて3つに分けられます。

取り出しの決め手となる部分なので、それぞれの形の特徴を把握しておきましょう。

・ボール型:膣内で違和感が少ない
・リング型:奥に入っても掴みやすい
・ステム型:長さが調整できる

ステムの比較

引用元:メルーナカップ 公式サイト

膣内で見失いにくく、最も頼りになるのがリング型(写真右)

ただ、挿入が浅かった場合は膣口に触れる部分が多いため、違和感を感じるという声も。

その違和感を感じにくいのがボール型(写真中)

月経カップの使用に慣れていて、カンタンに取り出せるよ!って方はボール型がオススメ。

ステム型(写真左)は両方のいいとこ取りといったところでしょうか。ボール型は先端が丸く成形されていますが、ステム型はボール型よりもステムの長さが長く、先端も切りっぱなしです。

ステム型のメリットは、好きな長さにカットできること。

初めは取り出しに時間がかかっていたけど、徐々に慣れたから長さはいらない!切っちゃえ!なんてこともできます。

ただ、国内で販売されている商品ではあまり見かけません。

個人的には、リング型を使っても膣口の違和感がなく、つかみやすいのでオススメです!

リムやカップの柔らかさ:重要度★☆☆

・硬めのリムはカップが開きやすくてモレにくい!
・柔らかめのリムは痛みを感じにくい!

リムは、折りたたみやすさとカップの開きやすさに影響します。

もちろんチェックすべきポイントではあるのですが、正直届いてみないと触感は分かり得ないので、ここでは重要度を下げています。

リムが硬めのものは元の形に戻ろうとする力が大きいので、膣内でカップが開きやすい特徴があります。

一方、硬さゆえに挿入の際に痛みが出たり、折りたたむときになかなか収まりが悪かったりという場合も。

リムが柔らかめのものは、挿入時の違和感が少ない代わりに、弾力がないため膣内でカップが開きにくい傾向にあるようです。

これではモレにつながってしまうため、適度な弾力が必要だと分かりますね!

最大着用時間:重要度★★☆

どのメーカーも8時間12時間を最大着用時間としています。

最も短い商品でも最大8時間。仕事柄長時間取り替えられない、もしくは8時間を超えるロングスリーパーの方は、12時間のものを選ぶと安心ですね。

それ以上の使用は体内で菌が繁殖するリスクが高まるため、使用しないようにしましょう。

必要に応じて使い分けましょう。

認証の有無:重要度★★★

月経カップは一般医療機器に位置付けられるため、販売する際には必ず認証が必要です。

その中でもチェックすべきは、FDA認証ISO認証の二つ。

こちらの記事の冒頭でも解説していますのでチェックしてみてください。

商品の紹介画像や、ホームページにこれらの記載があるか確認しましょう。

そのほかの認証については、販売・製造会社が独自に受けているものもありますので、ぜひ参考にしてみてください。

公式HPの有無:重要度★★☆

認証されている商品だと分かったら、公式ホームページで製造元や会社の住所などを確認できると尚安心です。

なぜかというと、一つはトラブルがあった際に連絡できるから。

もう一つは、画像に載せ切れなかった情報がたくさん記載されているからです。

例えば、商品の特徴会社の特色、また独自の認証などが閲覧できる場合があります。何かに迷ったとき、決め手になる情報が手に入るかもしれませんよ。

分かりやすい場所に記載があれば、安心して購入して良いでしょう。

逆に、海外の住所や電話番号が記載されているところは、正直オススメできません。

価格:重要度★★☆

結論からいうと、あまり安すぎるものはNG。

月経カップの相場は、およそ¥3,000〜¥6,000前後。

一つの基準として¥1,000以下のものは避けましょう

検索サイトを見ていると、外国製のもので数百円の商品も散見されています。

体内に入れて使うものなので、それなりの価格設定の方が安心して利用できそうですね。

まとめ

・サイズは出産経験の有無経血量を参考にしよう
・ステムは取り出しやすさの決め手になる
・リムの硬さはある程度必要
・着用時間は個人の生活スタイルで決めよう
認証の有無は必ずチェック
公式HPで情報を深掘りしよう
・価格は相場の範囲内で選ぼう

これであなたも素敵な月経カップに出会えるはず!

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