- Tバックが食い込む
- Tバックを履くと違和感がある
念願のTバックデビュー。
しかし、いざ履いてみると
思ってたのと違う…
なんて思われる方も多いのではないでしょうか。
ネットショッピングが主流になりつつある現代において、このようなトラブルはよく起こりがち。
特にアンダーウェアは試着が難しく、失敗のリスクも高い傾向にあります。
そこで今回は、Tバックの履き心地が悪くなってしまう原因と、その対処法についてお伝えしたいと思います。


Tバックの履き心地が悪くなる原因


Tバックの履き心地が悪いと感じる原因の多くは、食い込みではないでしょうか。
フルバックに比べると、バック部分の面積が非常に少ないため、圧が分散されずに食い込んでしまうのです。
バックだけならいいのですが、商品によってはフロント部分も食い込んでしまう可能性があります。
逆に、肌と生地との間に隙間ができてしまい、全く体にフィットしないということも。
これでは、せっかくメリットの多いTバックの役目が台無しです。


そして、案外見逃せないのがサイド部分。
Gストリングなど、サイドが紐状になっているデザインでよく起こりがちなトラブルです。
素材が柔らかく、動いても服の下でヨレなければ大きな影響はありません。
装飾があったり、ちょうど腰骨の上を通過する場合に当たりができてしまうのです。
トラブル別対処法


バックの食い込みに対する対処法
最も多い原因と言えるバックの食い込み。
数ある原因の中でも、第一にサイズが小さすぎることが挙げられます。
ローライズタイプを除き、理想的なウエストの位置は腰骨の上。
腰骨の上に引っ掛けるようにして履くことで、動いた時の食い込みを防ぐことができます。
ローライズタイプのTバックは、股上が浅い洋服の下に着用するため、股上が浅く作られています。
腰骨の引っ掛けがないため、しゃがんだり足を大きく動かすと、生地が動いて食い込みの原因となってしまいます。
・食い込みが気になったら、まずはワンサイズ上をチョイス!
・Tバックのデザインはローライズタイプを避ける!
フロントの食い込みに対する対処法
こちらはバックと比較すると稀なケースかもしれませんが、生地が中心に生地が寄ってしまうパターン。
サイズが小さいのも然りですが、Gストリングやハイレッグなどそもそもフロントの生地が狭いものは、このような現象が起きやすいと言えます。
また、シームレスにも注意が必要です。
シームレスとは、縫い目や継ぎ目のないことを表す総称。
ユニクロのエアリズムをはじめとして、ラインが響きにくいことや手触りの良さなどから人気があります。
薄くて体にフィットするのが特徴ですが、Tバックの場合は要注意。
このようなTバックの多くが、ナイロンやポリエステルなどの化学繊維から作られています。
汗で体に張り付きやすく、夏場は特にヨレやすくなります。
そのまま長時間歩いたり、体を動かすと鼠径部の部分が食い込む場合があります。
個人差があるので、食い込みが気になる方はソングやチーキーなどに変更するか、生地の素材を変更することをおすすめします。
コットンが一定の割合で生地に入っていれば、食い込みが気になりにくい傾向にあります。
・フロント部分が食い込んだら、生地の面積が広いデザインに変更!
・シームレスは要注意!
サイドの食い込みに対する対処法
こちらはあまり多くないケースかもしれませんが、補足として解説します。
サイド部分が腰骨の上を通過すると、腰骨と服との間で圧迫が生じて痛みにつながってしまいます。
サイド以外の食い込みが気にならないのであれば、腰骨を避けるように着用してみてください。
腰骨の上に位置するウエスト部分は脂肪組織が多いため、圧迫されていても不快感は感じられにくいです。
・サイド部分が食い込んだら、装飾の少ないものを!
・腰骨の直上を通過しないように注意!
長年の着用・洗濯による生地の劣化
どんな下着であっても避けては通れない道。
綿であっても化学繊維であっても、洗剤や紫外線によって少なからず劣化してしまいます。
履き口やウエスト部分の伸び、ヨレ、全体的に生地の厚さが薄くなるなどの経年劣化が生じます。
購入当初はぴったりだったけれど、徐々にサイズが緩くなっている気がする…という場合は、買い替えのサインかもしれません。
思い切って断捨離し、新しい下着を迎え入れましょう。



女性の理想的な下着の買い替えの頻度は、週に2回着用で約1年と言われています。
思ったよりも短いですよね。
おわりに
今回は、Tバックの履き心地が悪くなってしまう原因と、その対処法について解説しました。
Tバックの履き心地が悪いと感じている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。